遊 1977年12月号
稲垣足穂 野尻抱影 追悼号
objet magazine yu
松岡正剛、羽良多平吉, 戸田ツトム

6,600円(税込)

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「われらはいま、宇宙の散歩に出かけたところだ」
南米を訪れていた松岡正剛が、旅先で稲垣足穂、野尻抱影の二人の訃報を相継いで知り、日本に戻り真っ先に着手したとされる臨時増刊号。抱影頌、足穂頌、共振界と三部にわけ、それぞれの年表と、堀内邦彦、萩原幸子、まりの・るうにい、荒俣宏ら執筆者のテキストを収録。力の入った羽良多平吉によるアートディレクションも素晴らしい一冊。デザインには戸田ツトムも参加。

目次:
1977.12.24 EVE
われらはいま、
宇宙の散歩に
出かけたところだ

ねえ、口で伝えられる物語のように 
移ろい行き、溶けて幻に似た無に近づく
物質の将来について語ろうじゃありませんか -松岡正剛

私はいつも
猫と土星とタルホルン -まりの・るうにい

霊気を吐いたタルホの「青い火」 -荒俣宏

クシー君の発明 -鴨沢祐二

生目の内と外 -赤瀬川原平

表紙にスレ・フチに傷み・経年ヨゴレ有。中ページ良好。

工作舎, 1977
25.5×18cm 152p
ソフトカバー | condition: B